2013年05月22日

★アンジーの乳がん予防について★

アンジェリーナ・ジョリーさんが乳がん予防のために乳房切除手術をしていたことが話題になっていますね。

最近お越しになった方との話題になることもしばしば。
(もちろん、賛否両論はあります。)

「先生はどう思う?」と聞かれ、

「+に考えれば、これで相当なストレスがなくなり、後遺症もなく今まで以上に元気に過ごせるかもしれない。
 -に考えれば、5%乳がんになる確率を残して、人工的な胸を作って、ひょっとしたら後遺症で苦しむかもしれないし。
 そのために多くの薬を飲むことになり、ストレスが増え他のところにガンが成長するかもしれない。」

という風な返答をしました。

西洋医学も東洋医学も得意不得意があり、どちらが100%いいなんてことはありえません。

どんな治療法を選ぶにしろ、
メリットとデメリットを天秤にかけ自分が納得いく方法をとるしかないと思います。


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▼以下参照記事▼
アンジー、乳房切除手術を告白 乳がん予防のため

両乳房の切除手術を受けたと告白した女優のアンジェリーナ・ジョリーさん。写真は今年4月、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)特使として訪れたロンドンで=AFP時事
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 【ワシントン=中井大助】米女優のアンジェリーナ・ジョリーさん(37)が14日、乳がん予防のために両乳房の切除手術を受けたことを明らかにした。がんになる確率が高い遺伝子の変異を持っているためといい、同日付のニューヨーク・タイムズ紙に「私の医学的選択」と題した文章を投稿し、経緯を説明した。

 母親が約10年間がんと闘病し、56歳で亡くなったというジョリーさんは、自分も「BRCA1」という遺伝子に変異があり、医師から「乳がんになる確率が87%、卵巣がんの確率が50%」と告げられて手術を決断したと告白。乳房を切除し、インプラントで再建する手術を3カ月かけて受けた。その結果、乳がんになる確率は5%以下になったという。

 ジョリーさんによると、事実婚の相手で同じく俳優のブラッド・ピットさん(49)も手術を支持し、その間ずっと病院に付き添ったという。

・・・・・・・・・・・

乳房予防切除、国内でも 遺伝性乳がん、都内2病院準備
朝日新聞デジタル 5月20日(月)5時46分配信

遺伝性の乳がんが心配な人は

 【医療担当=大岩ゆり】健康な人が乳がんを防ぐために乳房を事前に切除する手術が国内でも始まる。体験を公表した女優のアンジェリーナ・ジョリーさんのように、特定の遺伝子に変異があり、遺伝性の乳がんのリスクが高い人が対象だ。がん研有明病院(東京)のチームは6月にも、病院の倫理委員会に臨床研究として申請する。聖路加国際病院(同)も実施態勢を整えた。

 国内では毎年約6万人が乳がんになり、5~10%が「BRCA1、2」などの遺伝子に変異がある遺伝性の乳がんだ。変異がある人がみな、がんになるわけではないが、がんの不安や恐怖に悩む女性の選択肢が増えることになる。

 がん研有明病院の臨床研究では、遺伝子に変異がある希望者に、がん発生前に乳房切除の手術をする。片方に乳がんが見つかった人が反対側を予防切除するのも対象。本人が遺伝カウンセリングを受け、希望すれば遺伝子検査を受ける。変異が見つかれば、切除の利益と不利益を十分に理解した上で切除するか判断することを条件とする。手術では、がんが発生する乳房内の乳腺部分を取り除く。

朝日新聞社


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Posted by 望月 伸洋 at 19:08Comments(0)がん