「AIHではダメだったので
　IVFに移ります」

先日お越しになった方は
疲労困憊といった雰囲気でした。

「AIHではダメだったので
　IVFに移ります。
　不妊治療がこんなに大変とは思っていませんでした。
　体調もそうですが、精神的にも辛いので
　漢方薬を飲みたいです。」

私はこの方のお話をよくお聞きし、
生活習慣の改善と漢方薬と栄養剤の服用をお勧めしました。

さて、
子宝に恵まれず
お悩みの御夫婦の相談は少なくありません。

お越しになる皆様の中には
とても詳しく勉強されていて、
AIHとかIVFーETとか
普通にお使いになる方もいらっしゃいます。

ちなみに
AIHは人工授精のことで、
精子が子宮内に到達しにくい時に、
人工的に精子を子宮内に注入する方法のことです。

IVF-ETは、性交渉では精子と卵子が出会えない場合、
採卵した卵子と精子を掛け合わせてできた受精卵を
子宮に戻す方法のことです。

不妊治療も進歩しており、
タイミング法だけでなく、
人工授精、体外受精、顕微授精など
妊娠の可能性をあげる方法
がしっかりとあります。

漢方療法では、
そういった治療をされている方の心と身体を整え、
妊娠しやすい身体作りを応援できます。

中には、
「いずれ赤ちゃんが欲しいから生理不順を直しておきたい」などと、
不妊治療をされる前に、
漢方療法を選択される方もいらっしゃいますが、
ほとんどの方が、
病院の治療で何年もうまくいかず漢方療法を頼ってこられます。

ご本人が決めることなので
どちらが正しいということではないのですが、
状況が焦らせますよね。

もしも、子宝に恵まれず悩んでいる御夫婦は
「決してできない」や「病気」という考えだけではなく、
「今現在できない状態になっているだけ」
という意識も持って欲しいと思います。

今現在できない状態になっているのであれば、
できる状態に近づけることは可能です。

妊娠しやすい体を作りましょうね！




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