2011年03月22日
★放射線被曝とは?★
放射線被曝について知っておきましょう。
放射線被爆は外部被曝(皮膚表面の被爆)と内部被爆に別けられます。
外部被爆は脱衣、シャワー、濡れガーゼ、消毒剤で9割防げます。
内部被爆は、汚染した飲み物や食べ物を口に入れないことが大事ですが、
放射性物質が体内に入ってしまった場合は、
一刻も早く体外に排泄することが大切です。
安定ヨウ素剤の服用は、
避難時に放射性物質にさらされる恐れがある住民を守る予防策です。
ヨウ素は甲状腺ホルモンを合成するのに必須の元素で、
甲状腺はふだんから体内に取り込んだヨウ素を蓄積しています。
このため、原発から出た放射性ヨウ素が空気や食べ物などと一緒に体内に入ると、
甲状腺内に蓄積して放射線を出し続け、がんになりやすいんです。
これを避けるため、放射線を出さないヨウ素を製剤化した安定ヨウ素剤を服用し、
あらかじめ甲状腺を安定ヨウ素で満たしておきます。
その結果、放射性ヨウ素が体内に入り込んでも、
甲状腺には蓄積せずに体外に排出されやすくなります。
服用の効果を上げるには、服用のタイミングが重要で、
服用後に効果が続く時間は約24時間とされています。
早くから服用しても効果はありません。
放射性ヨウ素が体内に取り込まれた後でも約8時間までなら、
服用により甲状腺への取り込み量を40%近く減らせます。
原子力安全委員会の指針では、服用対象者は40歳未満。
40歳以上は被曝しても、
甲状腺がんの発症率は高くならないと報告されているためです。
しかし、国の原子力災害現地対策本部は今回、
希望者には40歳以上でも服用を認めました。
忘れてはいけないのは、安定ヨウ素剤は被曝の万能薬ではないことです。
セシウムなど、ヨウ素以外の放射性物質による体への影響は防げません。
ヨウ素過敏症など、服用できない人もいます。
吐き気や下痢などの副作用も報告されており、
避難時に1回のみ服用することになっている。
ヨウ素の入ったうがい薬や消毒薬に予防効果があると誤解されているが、
効果がないばかりか、飲むと体に有害な成分が含まれている恐れもあります。
ワカメや昆布にもヨウ素は含まれているが、
含有量が一定ではなく、十分な効果は得られません。
何はともあれ、
体内に入った放射性物質を一刻も早く代謝で体外に排泄することが重要です。
放射線の生体に対する障害性は、
おもに生体の構成成分である水分子の放射線分解より生じる
種々の活性酸素種によると考えられています。
放射線を受けると、これらが過剰に産生され、
核酸の断片化、
細胞膜リンパ脂質の過酸化、
酸素の失活など生体内酸化障害の蓄積プロセスを経て
細胞や組織の障害につながり、種々の放射線障害となって現れるのです。
早く放射線問題が解決してほしいですね。
今はただ、最悪の事態を回避すべく
命がけで任務に就いている自衛隊員、機動隊員、東電社員の
成功と無事を祈っています。
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大天堂薬局は、ただ漢方薬をお渡しする薬局ではございません。
あなたの心と体のバランスをとるために、しっかりとお話をお聴きし
あなたに最適な生活習慣のアドバイスと漢方薬・サプリメントを選定致します。
元気になりましょう!
真剣にお悩みの方はご相談くださいね。
とはいえ、
相談するのに相当な行動力が必要
だとお察しします。
少しだけ頑張ってください!
そしてまず、下記の相談の流れをご覧いただき
気軽に連絡を頂ければ幸いです。
来局相談の仕方はコチラ
⇒来局予約
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⇒ http://www.daitendo3.com/archives/1036
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⇒ http://www.daitendo3.com/archives/959
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外部被爆は脱衣、シャワー、濡れガーゼ、消毒剤で9割防げます。
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甲状腺内に蓄積して放射線を出し続け、がんになりやすいんです。
これを避けるため、放射線を出さないヨウ素を製剤化した安定ヨウ素剤を服用し、
あらかじめ甲状腺を安定ヨウ素で満たしておきます。
その結果、放射性ヨウ素が体内に入り込んでも、
甲状腺には蓄積せずに体外に排出されやすくなります。
服用の効果を上げるには、服用のタイミングが重要で、
服用後に効果が続く時間は約24時間とされています。
早くから服用しても効果はありません。
放射性ヨウ素が体内に取り込まれた後でも約8時間までなら、
服用により甲状腺への取り込み量を40%近く減らせます。
原子力安全委員会の指針では、服用対象者は40歳未満。
40歳以上は被曝しても、
甲状腺がんの発症率は高くならないと報告されているためです。
しかし、国の原子力災害現地対策本部は今回、
希望者には40歳以上でも服用を認めました。
忘れてはいけないのは、安定ヨウ素剤は被曝の万能薬ではないことです。
セシウムなど、ヨウ素以外の放射性物質による体への影響は防げません。
ヨウ素過敏症など、服用できない人もいます。
吐き気や下痢などの副作用も報告されており、
避難時に1回のみ服用することになっている。
ヨウ素の入ったうがい薬や消毒薬に予防効果があると誤解されているが、
効果がないばかりか、飲むと体に有害な成分が含まれている恐れもあります。
ワカメや昆布にもヨウ素は含まれているが、
含有量が一定ではなく、十分な効果は得られません。
何はともあれ、
体内に入った放射性物質を一刻も早く代謝で体外に排泄することが重要です。
放射線の生体に対する障害性は、
おもに生体の構成成分である水分子の放射線分解より生じる
種々の活性酸素種によると考えられています。
放射線を受けると、これらが過剰に産生され、
核酸の断片化、
細胞膜リンパ脂質の過酸化、
酸素の失活など生体内酸化障害の蓄積プロセスを経て
細胞や組織の障害につながり、種々の放射線障害となって現れるのです。
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Posted by 望月 伸洋 at 11:01│Comments(0)
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