2011年07月07日
★笹、酒、ササ★
「笹の葉さ~らさら、軒端に揺れる・・・」
七夕ですね
今日は七夕にちなんで酒(さけ)、いやいや、「笹(ささ)」についてのトリビアです( ..)φメモメモ
「酒は百薬の長なり・・・」とは中国の史書「漢書」の一節です。
「酒は適量に飲めばどんな薬より優れた効果がある」という意味ですが、
これには、{酒=アルコール}という現在の常識では想像できない意外な事実が隠されています!
広辞苑で「ささ」の項を見てみると「笹(ささ)」の項とは別に、
「酒(ささ)」の頂があります。
説明には「洒(さけ)」の別称との説明のほかに、
「中国で酒を別名「竹葉」ということに由来する」という説明があります。
これは米でさえ満足に食べられない古代において、
米の精である酒は大変貴重で神聖なものであり、神への捧げ物でした。
しかし、現在のような酸化防止剤や防腐剤がなかった時代では、
せっかく苦労して作った貴重なお酒が、そのままではどんどん発酵がすすみ
最後はお酢になってしまったのです。
このために、古代人は笹の制菌作用を利用することを考え付き、
出来上がった酒の中に笹(竹葉)を漬け込むことによって
保存性を飛躍的に向上させました。
もともとは発酵を抑える目的で酒に加えられた笹の葉でしたが、
アルコールによって笹の成分が酒の中で抽出され、それが豊かな風味となり、
また身体にも良いことが経験上わかってきました。
このことから中国では酒と笹(竹葉)は切っても切り離せない存在となり、
「酒」のことを別名「竹葉」と呼ぶようになったといわれます。
中国漢の時代、
「酒は百薬の長」といわれた「酒」とは笹の葉のリキュールであったのです
〈※中国では笹の葉と竹の葉は区別せず、笹と竹葉は同じものと理解されています.〉
今夜は、クマ笹エキスをちょっと入れた緑色のお酒をいただくのがお勧めです

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
七夕ですね

今日は七夕にちなんで酒(さけ)、いやいや、「笹(ささ)」についてのトリビアです( ..)φメモメモ
「酒は百薬の長なり・・・」とは中国の史書「漢書」の一節です。
「酒は適量に飲めばどんな薬より優れた効果がある」という意味ですが、
これには、{酒=アルコール}という現在の常識では想像できない意外な事実が隠されています!
広辞苑で「ささ」の項を見てみると「笹(ささ)」の項とは別に、
「酒(ささ)」の頂があります。
説明には「洒(さけ)」の別称との説明のほかに、
「中国で酒を別名「竹葉」ということに由来する」という説明があります。
これは米でさえ満足に食べられない古代において、
米の精である酒は大変貴重で神聖なものであり、神への捧げ物でした。
しかし、現在のような酸化防止剤や防腐剤がなかった時代では、
せっかく苦労して作った貴重なお酒が、そのままではどんどん発酵がすすみ
最後はお酢になってしまったのです。
このために、古代人は笹の制菌作用を利用することを考え付き、
出来上がった酒の中に笹(竹葉)を漬け込むことによって
保存性を飛躍的に向上させました。
もともとは発酵を抑える目的で酒に加えられた笹の葉でしたが、
アルコールによって笹の成分が酒の中で抽出され、それが豊かな風味となり、
また身体にも良いことが経験上わかってきました。
このことから中国では酒と笹(竹葉)は切っても切り離せない存在となり、
「酒」のことを別名「竹葉」と呼ぶようになったといわれます。
中国漢の時代、
「酒は百薬の長」といわれた「酒」とは笹の葉のリキュールであったのです

〈※中国では笹の葉と竹の葉は区別せず、笹と竹葉は同じものと理解されています.〉
今夜は、クマ笹エキスをちょっと入れた緑色のお酒をいただくのがお勧めです


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Posted by 望月 伸洋 at 07:00│Comments(0)
│日記