2012年04月13日
★チョコレートは多くの疾患の“甘い”治療薬?★
【チョコレートは多くの疾患の“甘い”治療薬?】という記事を見つけました
チョコレートが体にいいというのは時々耳にしますよね。
でも、それはココアフラボノイドのこと。
「ベネフィットの得られるとされる平均摂取量400~500mgは
板ダークチョコレートで8~9枚換算となる」そうです
大量の砂糖も口にしないといけませんよね・・・
私を訪ねて来てくれる方の中に、お菓子大好きな方がいらっしゃいます。
その方に、お菓子の悪影響をお話して、控えることをお勧めした時、
「でも、チョコレートは体に良いんですよ!
止めなくていいですよね!」と言われたのを思い出しました
チョコを努めて沢山食べるは止めましょう

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▼以下ケアネット参照▼
カカオ豆に含まれる抗酸化物質のフラバノールがより多くの健康に良い特性を持つことを示した18件の研究が、米サンディエゴで開催された米国化学会(ACS)年次集会で発表された。ただし、ほとんどの研究がピアレビューされた医学誌での掲載が未許可なため、これらの知見は予備的なものとなる。多くの研究は対象範囲が狭く被験者が比較的少ない。また、一部は動物試験で、結果がヒトにあてはまらない可能性もある。
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米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)心臓学教授のGregg Fonarow氏は、「より大規模な観察研究ではダークチョコレートまたはココアに健康上のベネフィットがある可能性が示されているが、今回の研究はこのベネフィットがどのように生じるかを検討しようとしている」と述べている。
いくつかの研究はココアが炎症を予防することを示唆しており、米ペンシルベニア州立大学のJoshua Lambert氏らによる肥満マウスを用いた研究では、高脂肪食にココアを加えると体重増加が遅くなることが示された。同氏「食餌にココアを追加すると、全身性の炎症マーカーが低脂肪食を与えたマウスと同レベルまで低下した」と述べている。
また、半数が喫煙者の40人をダークチョコレート摂取群またはミルクチョコレート摂取群に無作為に割り付けたイタリアの研究では、ダークチョコレート群のみ喫煙者に限り、血栓形成に関わる“酸化ストレス”が低下した。
米ハーバード大学医学部栄養学・疫学のEric Ding氏らが報告した、ココアフラボノイドと心疾患危険因子に関するヒトでの研究のメタ分析では、昨年(2011年)秋に医学誌「Journal of Nutrition」に掲載された1,106人を対象とした24件の研究データも含まれており、ココアによる血圧降下、LDLコレステロール低減、HDLコレステロール増加、インスリン抵抗性の改善がみられた。同氏は「ココアには血管を拡張し、血流を改善する作用があるようだ。ただし、これはミルクチョコレートではなく、あくまでココアフラボノイドのベネフィットを検討したものである」と述べている。
ココアフラボノイドに関する一つの課題は、どのようにして必要量を摂取するかという点。Lambert氏の動物研究では、無甘味のココアパウダーを用いているが、「スプーン一杯の無甘味ココアを摂取しようとする人はおらず、いかにして “薬剤”としてココアを摂取してもらうかが問題となる」としている。またDing氏は「ベネフィットの得られるとされる平均摂取量400~500mgは板ダークチョコレートで8~9枚換算となるため、強化製品やサプリメントなどでの摂取が必要となる」としている。
その他、下記のような研究結果が報告された:
・スイス、ネスレリサーチセンターが実施した成人30人を対象とした研究。ダークチョコレートを毎日少量摂取すると、ストレスホルモンが減少した。
・イタリアの研究。フラボノイドを豊富に含むチョコレートにより収縮期血圧が6mmHg、拡張期血圧が3mmHg降下した。
・2型糖尿病患者を対象とした英国の小規模な予備的研究。高フラバノール摂取群では心疾患リスクを示す測定値が一部改善した。
[2012年03月29日/HealthDayNews]
Copyright (c) 2012 HealthDay. All rights reserved.

チョコレートが体にいいというのは時々耳にしますよね。
でも、それはココアフラボノイドのこと。
「ベネフィットの得られるとされる平均摂取量400~500mgは
板ダークチョコレートで8~9枚換算となる」そうです

大量の砂糖も口にしないといけませんよね・・・

私を訪ねて来てくれる方の中に、お菓子大好きな方がいらっしゃいます。
その方に、お菓子の悪影響をお話して、控えることをお勧めした時、
「でも、チョコレートは体に良いんですよ!
止めなくていいですよね!」と言われたのを思い出しました

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カカオ豆に含まれる抗酸化物質のフラバノールがより多くの健康に良い特性を持つことを示した18件の研究が、米サンディエゴで開催された米国化学会(ACS)年次集会で発表された。ただし、ほとんどの研究がピアレビューされた医学誌での掲載が未許可なため、これらの知見は予備的なものとなる。多くの研究は対象範囲が狭く被験者が比較的少ない。また、一部は動物試験で、結果がヒトにあてはまらない可能性もある。
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米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)心臓学教授のGregg Fonarow氏は、「より大規模な観察研究ではダークチョコレートまたはココアに健康上のベネフィットがある可能性が示されているが、今回の研究はこのベネフィットがどのように生じるかを検討しようとしている」と述べている。
いくつかの研究はココアが炎症を予防することを示唆しており、米ペンシルベニア州立大学のJoshua Lambert氏らによる肥満マウスを用いた研究では、高脂肪食にココアを加えると体重増加が遅くなることが示された。同氏「食餌にココアを追加すると、全身性の炎症マーカーが低脂肪食を与えたマウスと同レベルまで低下した」と述べている。
また、半数が喫煙者の40人をダークチョコレート摂取群またはミルクチョコレート摂取群に無作為に割り付けたイタリアの研究では、ダークチョコレート群のみ喫煙者に限り、血栓形成に関わる“酸化ストレス”が低下した。
米ハーバード大学医学部栄養学・疫学のEric Ding氏らが報告した、ココアフラボノイドと心疾患危険因子に関するヒトでの研究のメタ分析では、昨年(2011年)秋に医学誌「Journal of Nutrition」に掲載された1,106人を対象とした24件の研究データも含まれており、ココアによる血圧降下、LDLコレステロール低減、HDLコレステロール増加、インスリン抵抗性の改善がみられた。同氏は「ココアには血管を拡張し、血流を改善する作用があるようだ。ただし、これはミルクチョコレートではなく、あくまでココアフラボノイドのベネフィットを検討したものである」と述べている。
ココアフラボノイドに関する一つの課題は、どのようにして必要量を摂取するかという点。Lambert氏の動物研究では、無甘味のココアパウダーを用いているが、「スプーン一杯の無甘味ココアを摂取しようとする人はおらず、いかにして “薬剤”としてココアを摂取してもらうかが問題となる」としている。またDing氏は「ベネフィットの得られるとされる平均摂取量400~500mgは板ダークチョコレートで8~9枚換算となるため、強化製品やサプリメントなどでの摂取が必要となる」としている。
その他、下記のような研究結果が報告された:
・スイス、ネスレリサーチセンターが実施した成人30人を対象とした研究。ダークチョコレートを毎日少量摂取すると、ストレスホルモンが減少した。
・イタリアの研究。フラボノイドを豊富に含むチョコレートにより収縮期血圧が6mmHg、拡張期血圧が3mmHg降下した。
・2型糖尿病患者を対象とした英国の小規模な予備的研究。高フラバノール摂取群では心疾患リスクを示す測定値が一部改善した。
[2012年03月29日/HealthDayNews]
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