2012年09月06日

★秋に多い病気★

残暑が厳しいですねicon10

秋になるにつれて空気が乾燥し気温も下がってきますね。

この時期ダメージを受けやすいのが「肺」です。

現代医学で「肺」というと、呼吸器ですが、漢方ではもっと広義にとらえます。

漢方では肺は防衛器官です。

肺は、鼻からはじまり、ノドを通り、気管、気管支、肺胞までを含みます。

また、「皮膚」も肺と同様に外界からからだを守る役割を果たし、

皮膚呼吸をしてぃることから、肺の範疇に入ります。

肺と大腸は主従関係にあるため、

肺の働きが悪いと大腸も不調になります。

肺は水分のめぐりと関連があります。

息を吸い込むとき水分はからだの下方へ向かい、

息を吐くと呼気や汗によってからだの内側から外へ排出されます。

少し理解しにくいかもしれませんが、漢方家は「肺」をこのように理解しています。


肺がダメージを受けて時の具体的な症状は

■アレルギー性鼻炎、皮膚炎がある
 (鼻水、鼻づまり、じんましん、湿疹など)
■喘息がある
■のどや気管支が弱い
 (咳、たんが多い)
■よく風邪をひく
■背中の上部に産毛が多い
■便秘が多い
■鼻や頬に吹出物がでる
■むくみやすい
■色白である           

などがあげられます。


特に夏場に水分を摂りすぎたりして、

身体を冷やし過ぎた人は要注意ですよ
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気になる方はお気軽にご相談くださいね。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。  

Posted by 望月 伸洋 at 13:29Comments(0)漢方