2010年10月13日

あなたの身体は、食べた物から出来ている!

≪焼き肉店で牛肉の「もも肉」や「ランプ」を「ロース」と表示するは

景品表示法違反にあたるとして消費者庁は、全国焼肉協会に対し、

不適切な表示をする業者に改善を求めるように要請した。≫

ニュースや新聞で見たり聞いた方も多いと思います。

該当するお店は、しっかり対応してほしいと思います

以前、【黄身が白い卵】 ⇒ http://www.daitendo3.com/archives/589

でも触れましたが、

私たちの身体は食べたものから出来ています!

ですから、牛肉を食べるとき「どこの部位を食べるか?」は大事ですが、

健康を考えるなら「何を食べて育った牛か?」も非常に大事です。

私は以前出席した講演会(農産物流通コンサルタント、山本謙治先生)で、

以下のような話を聞いてきました。

≪日本の和牛の大半を占める黒毛和牛です。

 よくテレビで「最高級霜降り〇〇牛です!!」と紹介されていますね。

 霜降り肉は、サシ(脂肪)の入り易い品種である但馬牛に、

 ビタンコントロールで代謝異常を起こして筋肉の中に脂肪が入るようにして作られているのです!
 
 通常、筋肉にサシは入りません。

 「これは本来の肉のあり方ではないのではないか?face08

 この疑問を抱いたときに山本先生が出会ったのが、

 放牧で育てられる岩手県の短角牛です。

 日本の肉牛の放牧は1%未満です。

 短角牛は、脂肪は少ないが旨味であるアミノ酸の多い赤身肉です。

 霜降りが旨いと感じるのは、

 糖分と同じで、脳が高エネルギーなものに対して快楽の刺激を得るためである。≫

「その食品がどのように作られているか?」がとても大切です。

どうしても価格や量で判断してしまうことが多いと思いますが、

その内実である食品の原材料や作り方を知ることが重要ですね。

これは食品だけでなく、医薬品、サプリメントにも共通するテーマです。

私たちの身体は食べたもので出来ているのですから  

Posted by 望月 伸洋 at 10:20Comments(0)食事